ちょっと前まで「政治無関心層」だったワカモノが書いています。
126億円の清水文化会館は本当に必要か

↑ 写真は静岡市市民文化会館
4月21日(火)の臨時議会、宮沢けいすけの質問の争点
清水駅前に「清水市民文化会館」が建設されようとしている。
当初66億円の建設費が、昨年夏の資材高騰の影響で
90億円に変更された。
その後 資材原価は値下がりをしたが、
変更された建設費は下がることなく、
差額の24億円の意味は不透明のままだ。
24億円という巨額な税金が
多くの市民の知らないところで
あいまいな理由で使われようとしている。
【情報公開が不十分ではないのか】
「PFI」という手法で建設については民間委託が行われる。
本件における主な問題点は以下の3つ
①昨年2月の民間事業者募集では応募がなく、その後1社のみの応募で
競争のないカタチで事業者が決定されようとしている
⇒不透明性
②PFI手法の優位性を示す指標「VFM」の数値が、昨年2月段階で8.5
現在は1.8である
※PFIを用いた方がよいと判断される目標値は5.0~10.0
⇒PFIを用いる意味が疑われる
③オンブズマンによる外部評価によれば、25項目あるうちD評価が10個、
C評価が9個、B評価が6個、A評価については0という採点結果
⇒『民間に委託すると性能が上がる』という説得力はない
【契約の変更/再入札はできないのか】
【PFIで進める意義は】
<合併特例債のある中で、
「今」いそいで建てないと余計建設費がかさむ>
とは建設推進派の意見。
施設建設がこのまま進めば
77億円の借金をする。
基礎的財政収支ワースト5の静岡市、
財政危機・大不況時代到来の中で、
この税金の使い方は果たして本当にいいのだろうか。
なるべく僕なりにかみくだいてわかりやすく書いたつもりですが、
それでも長文・難解になっていると自覚します。
この記事を読んでくださっているみなさん、
これからも少しずつ<静岡市議会で議論されていること>を
なるべくカンタンに、かつ継続的に、
発信していきたいと思っています。
まだ政治については門外漢で
不慣れな部分も多いので、
未熟極まりないとは思いますが
どうか
関心を持ってもらえますように、
よろしくお願いいたしますt。